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 ウィーン情報便
NAOKI の
『オーストリアの風景』

NAOKI
(夏目ナオキ)

プロフィール

モデル

1982年11月13日生まれ(25歳)
A型。
趣味:サッカー、スキー、スノーボード、ゴルフ、料理、旅行、資格勉強。
幼稚園から高校まで東京横浜ドイツ学園に通学、ABITUR(ドイツ大学入学資格国家検定)取得。国際基督教大学(ICU)卒業。
3級FP(ファイナンシャルプランナー)技能士 取得
証券外務員二種 取得。
TOEIC公開スコアー910点。
英検準1級。
日本語・ドイツ語・英語に精通したトライリンガル。
ファッション雑誌『JJ』のモデルを経て、『Gainer』(光文社)で本格的モデルデビュー。2005年には『花より男子』でドラマデビュー。2008年4月からNHKの『テレビでドイツ語』に先生役として出演決定!
番組詳細
ゴガクル

主な出演作品:
『Gainer』(光文社)、『花より男子』(TBS)、『ぱすてるキッズ』(BS-i)、『イケない女〜大逆転ランキング』(GYAO)、『ゼクシィ』、『JJ』などモデルとして多数出演。
NHK、TBSをはじめ、幅広いメディアでドイツ語の通訳・翻訳活動もしている。

舞夢プロ所属

NAOKIの「オーストリアの風景」

2007年11月20日 22:42

【第6回】オーストリア訪問 食と遊びの違い

【第6回】オーストリア訪問 食と遊びの違い

みなさん、こんにちは、NAOKIです。

先日放送されたハプスブルグ家についての番組はご覧になられましたでしょうか。制作側の努力が実り、番組も好評で今週再放送が決まったらしいので、御興味ある方は是非ご覧になってください。

番組情報:
NHK BSハイビジョン
ハイビジョン特集 『ハプスブルク帝国〜多民族国家が遺したもの〜』
11月19日(月)〜21日(水)午後2:00〜午後3:50

 さて、今回は先月オーストリアに行った際に「気がついた」ことに関して書こうと思い、今回のテーマを「ヨーロッパ人の『楽しみ・遊び』」にしてみました。

 日本にいるとわりと気がつかないものなのですが、久しぶりにオーストリアに行ってみると、いかに、ヨーロッパ人が日本人とは「違う」生活をしているかということに気がつきました。典型的な例の一つが、「食事」です。日本で仕事をしていると、どうしても食事は(特にランチは)「後回し」になりがちで、不規則な時間にとったりしますよね。仕事に追われて食事を「抜く」こともよくあると思います。
 けれども、欧米の人々はその点違います。勿論、例外があること、又、ヨーロッパの厳しい「労働基準法」が関係していることは理解していますが、それでもヨーロッパ人はある意味、「食事を楽しみに仕事している」と言っても過言ではないでしょうか。
妻が作った料理を食べるために一旦家に帰る人もいれば、同僚と公園でのんびりと食事をしながら過ごす人、レストランで話題のテーマについて議論する人もいます。その過ごし方は人それぞれですが、「食事=人と楽しむ時間」と多くの人が考えていることは確かだと思います。実際、僕の従姉妹が東京の某ヨーロッパの大使館で毎日同僚と2時間ランチしていたこと、イタリア、スペインやフランスでは食事が2時間に及ぶことが「普通」であることを考えると、やはり「食事」に対する考えが違うことは一目瞭然だと思います。
 僕も東京にいると、特に何も考えず食事をしているのですが、オーストリアに行って久しぶりにウィーンでWienerschnitzel「ウィーナーシュニッツェル」(仔牛のカツレツ)やチロルの家庭料理を目の前にすると、「これ美味しそう~」や「野菜をこんな風にアレンジするんだ」って感心し食べていました。日頃から食事に対する「感謝の気持ち」を持たないといけないということを改めて痛感しました。

 もう一つ、オーストリアに行って感じたのが、日本とヨーロッパ人の「遊びの違い」です。これは大学時代に何人もの友人と議論した内容なのですが、日本人ってあまり友人を「家」に呼んだりしませんよね。よくドイツ語では、”fuehl dich wie zu Hause”(「自分の家のように、気楽にくつろいで下さい」)と言うのですが、日本では、「うちは大きくないので」や「うちは散らかっているので」というような理由で、断るケースが多いですね。けれども考えてみると不思議ですよね。小・中学校まで「○○ちゃんの家に遊びに行ってくる」ってことがあったのに、高校生になると公園やファミレスなどで会うようになり、大学や社会人になると場所が居酒屋やバーに変わってしまい…皆さんもこのようなことに気がついたことはありませんか…家に行くことってなくなりますよね。
 高校卒業までドイツ人向けの学校に通い、毎週友人の家に行ったり、「ホームパーティー」をしていた僕にしてみれば、そのような「遊びの違い」は「カルチャーショック」でした。別に、人の家に行くから何かがある訳でもなく、オーストリアの祖父母の家にいても、親戚、友人、知人やお隣さんなど、常に誰かが遊びに来ていて、そこでのんびりとお茶しながらお喋りするぐらいの内容です。家が大きいことや綺麗であることは誰も気にしていません。
 僕も高校の頃はよく、勉強会、”movie night”(皆で映画鑑賞)、恋愛相談会(笑)や単純にのんびりするために友人の家に行き、決して何かすごいことをしていた訳でもありません。すごいことをしていないのですが、確かにその人の家に行くことによって、よりオープンな気持ちになれましたし、親交は確実に深まったと思います。そのような「一歩踏み入れた関係」と言うのでしょうか、人と人との「繋がり」が少し日本社会には欠けていて、それが残念なとこだと思います。
 例えば、僕も大学時代はよく「飲み会」に行ったものですが、そうなると、常に「終電の時間」を気にしないといけません。「2時間の飲み放題」の後はカラオケ・ボーリングで、気がつけば、終電の時間が早い友人から徐々に帰って行ってしまったり…
やはりそういうのだと、友人と会話して親交を「深める」というよりは、むしろ、「時間に追われている」気がして、正直なとこ、近況を報告するぐらいでその場は終わっていたりします。そういう意味では、自分達でおつまみやお酒を買って、一緒に簡単に料理して、お酒を飲みながら皆でお喋りする方が、気楽で、皆の絆をより深めることが出来る気がしたので、大学3年生頃からは、月1ペースでどんどんうちで食事会や「ホームパーティー」を開いていました(笑)。

 今回、僕はヨーロッパ人の「楽しみ・遊びの違い」を取り上げましたが、逆に、皆さんも会社で働いている外国人の同僚や外国人の友人を通して「ここが違う」っていう点に気がつかれたことはありますか?いつか機会がありましたら、是非とも僕にその話を聞かせて下さい。

では、また次回お会いしましょう!
NAOKI

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